こんにちは!!Vocal Space Bの田中です!!
この記事では
アクセント!!
について書こうかと思います。
アクセントをつけるには音量や音の高さ、長さなどを調整するのですが、ここでは音の強さや音量で考えていきますね!
1小節もしくは2小節の中でどこにアクセントを置くかがノリを作る重要なポイントになって来ます。各楽器で強弱をつけても、楽曲全体で音が重なった時にそのアクセントを感じる事が出来ないと意味がありません。
そりゃそうだろwww
みたいに思うかもしれないですが、結構ミスってることは多いですよ(> <)
例えば下の写真のようにギターやピアノのような和音楽器で2・3拍をシンコペーションしてアクセントを置くことは良くありますよね?
こういう曲の時にベースはシンコペーションをしないとどうなるでしょう?ベースを分かりやすく重ねた写真です↓
ピアノは2拍目裏にアクセントが移ったのに対してベースは3拍目にアクセントがありますよね。
ベースとピアノならこういったアクセントを取ることは多々ありますが、楽器を沢山重ねていくうちにどちらにアクセントを置きたいのかが曖昧になっていくとノリが作れなくなって来ます。特にコードチェンジをするタイミングは全ての楽器で必ず押さえて置く必要があります。
楽器ごとでアクセントを合わさずにアクセントの裏を感じさせる事も良くされます。この場合は音量に気をつけてください。アクセントの位置より音量が大きいと裏を感じれなくなります。
また音域が違えば合わせなくても良い効果は得れます。
ドラムのキックと和音楽器や和音楽器と上でアルペジオをする楽器など。
沢山の生徒を見て来て、特に曖昧になる例やポイントを出しますね!
①不得意楽器が曖昧パターン
ピアノ、もしくはギターのどちらかが得意で不得意な楽器を入れる時、アクセントの統一ができていない時があります!→→→ピアノやエレピ、アコギ、エレキギターなどは音域も近いのでアクセントを確実に合わせてくださいね。
②トラック増えると曖昧パターン
トラックの数が多い方や、音を重ねるのが好きな方。最初はいいのですが重なってくると曖昧になる事が多いです。客観的に曲全体を聞く癖をつけて、最初に意図していたところにアクセントをしっかり感じれるか常に意識してくださいね。
③ボーカル無視パターン
ボーカルのアクセントと楽器がズレている事は良くあります。DTMをしている方で多いのですが、メロディーやボーカルに意識がいっていないのでしょう。主役はボーカルです!今一度チェックを。
④キックの重要性
キックは低音楽器としてアクセントに大きな意味を持ちます。四つ打ちのキックは常に拍にキックを入れていて、他の楽器でシンコペーションをしてもらって大丈夫です。
四つ打ちではない場合はキックはアクセントとして大きな音量感があるので必ず意識してくださいね。ツーバスなどドコドコ早く打つ場合はアクセントとして大きな影響がないようにパチパチしたサウンドにしていくと機動力のあるキックが作れます。
⑤チェック方法
アクセントは音量で作る事が出来るので、曲が完成して来たら今一度、それぞれの楽器を聴いて同じアクセントかを聴いてみるのもいいと思います。
ギターだけを聴いて見てそれにどんなドラムパターンが入るか意識して見て、ピアノだけ聴いて見てどんなパターンがいいか考えてみる。それぞれのパターンがズレているとアクセントがズレている可能性は高いですよ。
いかがでしたか?
最初に2・3拍のシンコペーションでアクセントが前に行った例を出したからといって、そこばかり気にしてもダメですよ(^^)
1 2 3 4拍のアクセントがコントロール出来る事。
そして
1・2・3・4・の点で打った裏もコントロールする!
スイング・シャッフル・3連・3拍子などでも意識できるようになるとナイスなノリが作れますよ。
このアクセントの位置を意識してしっかり楽曲が作れていない方は実はDTM歴が長い人でも多いです。ネットで上がっているオリジナル曲や、なんでしたらメジャーで出ている音源もたまに出来ていないです。。。
意識して作るとシンプルな8ビートのような曲でもメリハリがつくので聴いてても気持ちいいので是非意識して見てくださいね!
大阪心斎橋Vocal Space B
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田中克幸