◻︎アクセントの重要性!!

こんにちは!!Vocal Space Bの田中です!!

この記事では

アクセント!!

について書こうかと思います。

アクセントをつけるには音量や音の高さ、長さなどを調整するのですが、ここでは音の強さや音量で考えていきますね!

1小節もしくは2小節の中でどこにアクセントを置くかがノリを作る重要なポイントになって来ます。各楽器で強弱をつけても、楽曲全体で音が重なった時にそのアクセントを感じる事が出来ないと意味がありません。

そりゃそうだろwww

みたいに思うかもしれないですが、結構ミスってることは多いですよ(> <)

例えば下の写真のようにギターやピアノのような和音楽器で2・3拍をシンコペーションしてアクセントを置くことは良くありますよね?

こういう曲の時にベースはシンコペーションをしないとどうなるでしょう?ベースを分かりやすく重ねた写真です↓

ピアノは2拍目裏にアクセントが移ったのに対してベースは3拍目にアクセントがありますよね。

ベースとピアノならこういったアクセントを取ることは多々ありますが、楽器を沢山重ねていくうちにどちらにアクセントを置きたいのかが曖昧になっていくとノリが作れなくなって来ます。特にコードチェンジをするタイミングは全ての楽器で必ず押さえて置く必要があります。

楽器ごとでアクセントを合わさずにアクセントの裏を感じさせる事も良くされます。この場合は音量に気をつけてください。アクセントの位置より音量が大きいと裏を感じれなくなります。

また音域が違えば合わせなくても良い効果は得れます。

ドラムのキックと和音楽器や和音楽器と上でアルペジオをする楽器など。

 

沢山の生徒を見て来て、特に曖昧になる例やポイントを出しますね!

①不得意楽器が曖昧パターン

ピアノ、もしくはギターのどちらかが得意で不得意な楽器を入れる時、アクセントの統一ができていない時があります!→→→ピアノやエレピ、アコギ、エレキギターなどは音域も近いのでアクセントを確実に合わせてくださいね。

②トラック増えると曖昧パターン

トラックの数が多い方や、音を重ねるのが好きな方。最初はいいのですが重なってくると曖昧になる事が多いです。客観的に曲全体を聞く癖をつけて、最初に意図していたところにアクセントをしっかり感じれるか常に意識してくださいね。

③ボーカル無視パターン

ボーカルのアクセントと楽器がズレている事は良くあります。DTMをしている方で多いのですが、メロディーやボーカルに意識がいっていないのでしょう。主役はボーカルです!今一度チェックを。

④キックの重要性

キックは低音楽器としてアクセントに大きな意味を持ちます。四つ打ちのキックは常に拍にキックを入れていて、他の楽器でシンコペーションをしてもらって大丈夫です。

四つ打ちではない場合はキックはアクセントとして大きな音量感があるので必ず意識してくださいね。ツーバスなどドコドコ早く打つ場合はアクセントとして大きな影響がないようにパチパチしたサウンドにしていくと機動力のあるキックが作れます。

⑤チェック方法

アクセントは音量で作る事が出来るので、曲が完成して来たら今一度、それぞれの楽器を聴いて同じアクセントかを聴いてみるのもいいと思います。

ギターだけを聴いて見てそれにどんなドラムパターンが入るか意識して見て、ピアノだけ聴いて見てどんなパターンがいいか考えてみる。それぞれのパターンがズレているとアクセントがズレている可能性は高いですよ。

 

いかがでしたか?

最初に2・3拍のシンコペーションでアクセントが前に行った例を出したからといって、そこばかり気にしてもダメですよ(^^)

1 2 3 4拍のアクセントがコントロール出来る事。

そして

1・2・3・4・の点で打った裏もコントロールする!

スイング・シャッフル・3連・3拍子などでも意識できるようになるとナイスなノリが作れますよ。

 

このアクセントの位置を意識してしっかり楽曲が作れていない方は実はDTM歴が長い人でも多いです。ネットで上がっているオリジナル曲や、なんでしたらメジャーで出ている音源もたまに出来ていないです。。。

意識して作るとシンプルな8ビートのような曲でもメリハリがつくので聴いてても気持ちいいので是非意識して見てくださいね!

 

 

大阪心斎橋Vocal Space B

DTM教室・オンラインDTM教室・レコーディング・音楽制作

田中克幸

□ベロシティーによるサンプルの変化を意識しよう!!

こんにちは(^^)田中です!!

今回はDTMの「ベロシティ」についての記事にしようと思います!!

DTMを触られてる方でしたら最初に知ると思います「ベロシティ」これは音の強さを0127で表したものですね!打ち込んだ音全てにどれくらいの強さでいれたか表示されると思います。

このベロシティの値でどんなサンプルを呼び出しているかを決めているのです。

※サンプルとは「録音された音」の事です。

例えばピアノで考えるとこんな感じだったりするのです。

040 優しく弾いた音

41100 普通に弾いた音

101127 強く弾いた音

この場合は1音に対して3回録音して、それぞれを割り当てている感じです。

この場合は3レイヤーですね!!

有名なピアノ音源「Ivory2」などはなんと最大18段階のベロシティーレイヤーで収録などと書かれています!これは驚異的ですね!!

このレイヤーが多ければ多いほど、楽器の再現性が高くなります!大きな容量を使うのでディメリットはCPU負荷が多い事ですね!

ちなみに、ディフォルトで入っている音源などはレイヤーが無いものなどもあり、ベロシティが単純な音量になっているものもあります。

ベロシティによって読み出されるサンプル音が違う事は理解していただけました?

ではでは、あなたがよく使う音源はベロシティを上げ下げするとどのような音が再生されるでしょうか?よく使う楽器を立ち上げてこんな風にベロシティーを並べてみてください。

 

今回試してみたのはKontaktライブラリーのストリングス音源ですが90100あたりで大きく音色が変わりました。115以上でも大きく変わりました!これは明らかにサンプルが変わっている事を意味しています。

音色が変わったので音の立ち上がり速度も変わりました。

このベロシティーによる音源変化を考えずに打ち込みをするとフレーズの中でちぐはぐのサンプルが再生する事になります。意識しないで打ち込むとベロシティーが一定を超えた瞬間鋭い立ち上がりの早い音が出て、ほんの少しベロシティーが低いだけで優しい音になったりします。

全ての音源のチェックをしなくてもいいので、よく使う音源は確認しとくといいですよ!

大容量○○GBのサンプルを収録などと書かれている重たい音源は、ベロシティーでのちぐはぐ感が少ないものが多いです(^^)

でも音源、全てを手に入れるのは大変なので持っている音源で最高のものを作るためには必要な知識です!是非意識してみてください。

ここまで読んでいただきありがとうございます!

是非これからの作曲の参考にしてみてください。

 

 

大阪心斎橋スタジオ Vocal Space B

http://vocal-space.jp/studio/

田中克幸

□EQで詰めるミックスの考え方!!

こんにちは(^^)/ 【Vocal Space B】でレコーディングエンジニア・DTMトレーナーをやっている田中です!今回はミックスについての記事です。

曲を作っていて完成形に近づいてきたときに必ず意識されるミックス作業ですが、皆さんどうお考えですか?

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ミックスとは

各楽器に音量や音質、右左などの配置を整えてより音楽に磨きをかける作業になります!

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コンプレッサー、EQ、リバーブなどのエフェクト加工の方法や考え方もネットや書物で沢山書いてありますよね!そして正解がない作業でもありますwww

よく質問される事の一つに「音が前に出ないんです」とか「奥で広がったようにしたいんですがどうしたらいいですか?」と聞かれます。

皆さんは音を前に出す時、何を最初に触りますか?色々調べているかたはコンプレッサーを挙げるんじゃないでしょうか?逆に奥に引っ込める場合はリバーブでしょうか?

dtmエフェクト写真

そして生徒の皆さんが口にするのが「コンプレッサーの使い方が良くわからない」という言葉です。

僕は大きな声で言いたいです!

コンプレッサーは驚くような音色にする「魔法のエフェクト」ではないですよ!

 

特にマルチバンドではない場合、ビックリするくらい音が良くなることはないですよ。そして皆さん、自分が使っているコンプレッサーがどんな効果を出しているかあまり理解していないことが多いです。

リバーブやEQはわかりやすく音色が変化しますし、こうすればこうなる!っていうイメージも付きますがコンプレッサーだけフワフワですよね・・・

フワフワな状態の場合は一旦はずしてみましょう!単に音量を上げたいのであればフェーダーを上げたり、リミッターを入れましょう!

さてここからが本題です!!

音が前に来る、後ろに下がるとはどういう事なのでしょうか?

簡単に試してみましょう!

○耳元で指パッチンをしてみてください(クラップでもいいですよ)

○次に手を思いっきり伸ばして指パッチンをしてみてください。

dtm_指を鳴らす

距離にして40cm~60cmくらい音を遠ざけた感じですが、 音量以外に音色にどのような変化があったでしょうか?

耳元の方が指がこすれる音やパッチンの低音が聞こえましたよね?

そうなんです!!

音が近づけば楽器特有の低音や高音が膨らみ、距離を離すとスッキリと自然な音になっていきます。もっと距離を離すと高音が少なくっなってきて、低音もなくなってきます。

(分かりづらかったらスイマセン。。。)

 

この変化をEQで補正することで楽器の距離感を詰めることができます。

まずは楽器が近づいた感じや遠のいた感じをイメージしてEQをさわってみましょう!

んーーー4m先くらいにドラムかな・・・・とか

10m先にオーケストラかな・・・とか

※ポイントは音が凄く近づけば各楽器の低音は必ず上がります!楽器ごとの低音のポイントは違うので探してみましょう!

このEQ処理がうまくいくと楽器にコンプやリバーブをかけずに距離をコントロールして希望の配置を作ることができます!そこから音楽的にこの音を前に出したいなと思った音色を再調整していくと良いですよ(^◇^)

打ち込みが特にそうですが、音源はサンプリングされている時のマイクやマイキングで音色の距離感がそれぞれバラバラです。さらに別売りの良い音源になればなるほど、距離が近いことが良くあります!そういう音源は臨場感はあって好きなのですが、ミックスする時には悩むときはあります。楽器の距離感が意識されていないと、統一感のないまとまりのないミックスになるのでご注意ください(^^)

まとめるとミックスで音の距離を考えるとき、コンプレッサー・リバーブの前にわかりやすく変化するエフェクトのEQで詰めるのがおススメです!是非挑戦してみて下さい!

閲覧ありがとうございました!!

DTM教室に興味をお持ちの方は是非こちらのページへお問い合わせください!

http://vocal-space.jp/studio/dtm.html

全国どこからでも受けれるDTMスクールのオンラインレッスンはこちらから!

http://vocal-space.jp/studio/dtm-net.html

 

大阪・心斎橋「Vocal Space B」スタジオ

田中克幸

□CASIO公式映像で使ったBGMの作り方♫

閲覧して頂きありがとうございます。Vocal Space Bの田中です✨

今回は最近、制作スタッフの松本さんがBGMを担当した

CASIOデジタルカメラ EXILIM 公式プロモーションムービーの紹介です!!

まずはYoutube動画を

CASIOのカメラの機能を使ったらこんなにキレイに写せますよという雰囲気が伝わってくる素敵な動画です!

ではBGMについてご紹介!!

BGMはもちろんDTMを使って作っているのですが、「口笛」が聞こえるのは分かりますか??

メロディーをアコーディオンとユニゾンしている音です♬

皆さん、「口笛」の音源を探してみた事ありますか?音楽ソフトのCubaseにもNI製品のKontaktにも入ってないですよね!

そうなんです!

これは松本さんの「口笛」なんですよ(><)

 

でも単純にレコーディングしたものではないですよ!一度サンプリングしてKontaktに貼付けて音源化しているんです!

最初は実際に口笛でキレイに鳴らせるかを試しました!ちなみに松本さん以外のスタッフもチャレンジしましたwww

めちゃめちゃ難しかったです!高い音や低い音がかすれるんですよね!そこでサンプリングして音源化する方法に切り替えました。

 

※ここでいうサンプリングとは

口笛の一音をレコーディングして、その音から違う音程の音をつくり鍵盤で弾けるようにして打ち込みに活用する技術です。

.

 

「ラ」の一音が一番きれいだったので、その音から作り、1オクターブ以上動ける「松本口笛プリセット」の完成です!!

元々は「ラ」の音だけです!!是非意識しながら動画をもう一度見てみてください(^^)

強弱やピッチベンド(しゃくり)なども付けています!!

サンプリング!!

便利!!

欲しい音が音源になければ作れば良い!!

なんかカッコいいですねwww

 

DTM教室やDTMネット教室に通われている生徒さんも是非サンプリングにチャレンジしてみてください!!

ちなみに私たちは、ちょこちょこオリジナルプリセットを作っているんですよ!!そしてかなり活用しています!!

ドラム音源、シェイカー、タンバリン、カホンなどのパーカッション系

生徒の皆さんも、もし欲しいなと思ったらトレーナーに言ったらプレゼントします!!Cubase付属音源用のプリセットもあるので、是非使ってください(^^)

 

最近ホームページがリニューアルして各スタッフへのインタビューも載せてますので、松本さんがどんな方かもこちらから見て頂けます(^^)

http://vocal-space.jp/studio/

 

閲覧ありがとうございました!!

 

大阪心斎橋【Vocal Space B】DTM教室

田中克幸

 

□スタジオブログ 〜DTM教室の成り立ち〜

閲覧して頂きありがとうございます。Vocal Space Bの田中です。

このブログでは大阪心斎橋【Vocal Space B】スタジオで行っているDTMでの音楽制作始め、DTM教室やレコーディング、イベント等を記事にして行きたいと思います。

HPへ戻られる場合はコチラから

http://vocal-space.jp/studio/

 

【DTM教室の成り立ち】

元々、「ボーカリストにとって全てが揃う空間を作ろう」というコンセプトで始まったVocal Space Bです。

歌を練習をして、音楽制作・レコーディングをサポートして音楽を発信して行けるような形をとっていたのです!!

ですので

DTM教室は最初は行ってなかったのですwww

スタッフはボーカル生徒の音楽制作のサポートはもちろん、個人で音楽活動をしている方、インディーズ・メジャー事務所などからも楽曲依頼を受けていて、ある時レコーディングを終えて横でミックスを見ていたアーティストから

「DTMって教えてもらえないですか?」

と聞かれました。これがキッカケですね。

 

作曲家を目指す方はもちろん、今はアーティストだってDTMを使ってデモを作ったりは良くある光景です!皆さんの音楽活動がより上手く行くようにDTMレッスンを始める事になりました(^^)

まあでも、はいスタートってわけにもいかないので、どう教えて行くかはスタッフ皆で必死に考えました(笑)

参考書も昔の大学で勉強した教科書も読み直しました!!やっぱりこれから始める方がカッコいい曲を作れるようになってほしいので、分かり易くシンプルなレッスンを!!

今は沢山の方が楽しんでくれてますし、インターネットレッスンでは遠方の方からも喜びの声を頂けてて本当に嬉しいです!!

 

大阪心斎橋【Vocal Space B】DTMスクール

http://vocal-space.jp/studio/

田中克幸